データを自分で準備して読み込む方法
本サイトのビューアは、G空間情報センターからダウンロードした登記所備付地図データのファイルを読み込むことができます。
ただし、登記所備付地図データのファイルは、そのままでは読み込むことができません。必ず解凍してから読み込む必要があります。本記事ではその手順を詳しく説明します。
手順
手順 1. G空間情報センターからファイルをダウンロード
最初に、登記所備付地図データをG空間情報センターのサイトからダウンロードします。
はじめての場合は、G空間情報センターの新規ユーザー登録 を行います
法務省登記所備付地図データのダウンロード手順のページ をブラウザで開き、以下に示す【都道府県ダウンロードリンク一覧】から都道府県のリンクをクリックします

データをダウンロードしたい市区町村のリンクをクリックします

以下のデータセットのページが表示されるので、まず右上のログインをクリックしてログインします。


ダウンロードしたいファイルのリンクをクリックするとダウンロード用のページが表示されます。そこで、ダウンロードボタンをクリックし、次の画面で利用規約を確認したら利用規約を承諾するボタンをクリックするとダウンロードが開始されます。



ダウンロードしたファイルは 13101-0100-2025.zip
のようなZIP形式になっており、ファイル名は「市区町村コード-登記所コード-データ年度.zip」で定義されています(今回の例は東京法務局管轄の東京都千代田区の2025年度のデータになります)。
このファイルのままではビューアで読み込みできません。読み込もうとするとエラーになるので注意してください。
また、G空間情報センターからは「変換済データ(シェープファイル形式・GeoJSON形式)」も提供されていますが、本サイトのビューアでは読み込むことができないので間違えないようにしてください。
手順 2. ダウンロードしたファイルを1回だけ解凍する
G空間情報センターからダウンロードしたファイル(ZIP形式)を1回だけ解凍します。2重にZIP形式で圧縮されているので、以下のように解凍したファイルもZIP形式になっています。
上図のように、東京都千代田区の 13101-0100-2025.zip
を解凍すると13101-0100-1.zip
〜13101-0100-29.zip
のように29ファイルが展開されます。このように、1つの市区町村のデータはいくつものファイルに分割されています。このファイルと地番区域(大字や丁目)の対応を調べるには、データファイルのページを利用できます。
ちなみに、もう1回解凍すると今度はXML形式のファイルになります。これが法務省のフォーマットで作成された「地図XMLファイル」です。本サイトのビューアは地図XMLファイルでも読み込み可能ですが、ファイルサイズが大きくなるので、今回の1回解凍しただけのファイルを用いるのがおすすめです。
手順 3. 解凍したファイルから1つ選んでビューアにドラッグ&ドロップ
以下のように解凍したファイルから1つ選んでビューアにドラッグ&ドロップしてしばらく待つと図面が表示されます。
・ サンプルファイル
ビューアでファイルを読み込む方法をすぐに試してみたい場合は、以下のサンプルファイルをご活用ください。
- 1回解凍したファイルのサンプル(東京都千代田区一番町・二番町・三番町)
- 13101-0100-1.zip
※ 出典:「登記所備付地図データ 東京都千代田区」(法務省) (https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/houmusyouchizu-2025-1-719)